「ネットの何処を探しても、 Wikipedia にも出ていないんですよね」。言い換えると「あなたは有名(一流)ではないんですねェ」と島田の方の校長先生に言われたことがあった。
一流かどうかが問題ではなく、事実と異なることが時々書かれていたので、出ていないことに感謝している。拙作も私の知らないうちにネットに流されていたので、私のことは私の言葉で書いておこうと思ったからだ。それは以前も記したが、2001年にWebサイトを立ち上げた最大の理由がそれだった。
 一度ネットに載ると、間違った情報は消え難いのである。 Wikipediaでも同様だ。今も載らないことが嬉しい。

 「いちにのさんすう」という NHK教育TVで’ 75年頃から約20年間放映された、小学1年生向けの番組があった。多くの子どもさんがタイトル・メロディー(スキャット)を口ずさんで授業を楽しんでくださったようだ。
 コメントからは、作曲(故) H・健太郎、歌は H・美都子だと記されているが、実際は坪能克裕作曲編曲・大杉久美子のスキャットだ。著作権等の正式資料は間違いないが、ネットに一度載ると間違いでも正しいように一人歩きしていくことが不気味だ。もっとも、もう少し経つと、時代の金字塔を建てた以外の人物や作品は、時間の隙間から放逐されるだろうから気にしなくてもいいのかも知れない。


「いちにのさんすう」

YouTube

https://youtu.be/Ca0WPvMuX-I